1. 前のページに戻る

発声障害者補助のためのリアルタイム声質変換処理の実装

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 戸田 智基  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要喉頭摘出者は、音源生成器官である声帯を失うため、他の調音器官が正常に動作するにも関わらず、発声障害を患う。代替発声法により無喉頭音声の発声は可能であるが、その自然性は低く、個人性も欠落する。この問題に対して、本課題では、無喉頭音声をリアルタイムで所望の声質を持つ自然な音声へと変換する処理の実装に取り組む。音声コミュニケーションでの利用を可能とするために、十分に短い遅延時間で動作する変換処理を実装する。また、限られた計算機資源での動作を目指して、変換処理の演算量を低減し、DSPへの組み込みに取り組む。構築したシステムの性能を評価し、実用化への可能性を示すと共に、解決すべき問題点を明らかにする。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst