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分泌型高性能発光レポーターを用いる化学物質評価系の構築

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 善野 修平  前橋工科大学, 工学部, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は、分泌型ルシフェラーゼと哺乳類培養細胞を用いて有害物質の量を発光量として見積る評価系を作製することを目標にした。最初に、化学物質応答配列(金属応答配列MRE、生体異物応答配列XREあるいは抗酸化物応答配列ARE)を連結した発光レポーター発現系を構築した。これらについて一過性発現の評価を行なったところ、非分泌型ルシフェラーゼのレポーター系と同程度の発光強度・検出感度を見い出せた。さらなる物質検出の感度向上の目的で、MRE認識転写因子MTF-1、XRE認識転写因子AhR・Arnt、ARE認識転写因子Nrf2・Mafの発現系を構築した。これらの付加的な発現は発光強度・検出感度に殆ど影響しなかった。今後、この評価系の改善には化学物質応答配列の個数の増加が最も重要となろう。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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