FCS測定を応用した超高感度蛍光1分子サイズ判定法の開発
研究責任者 |
白井 伸明 滋賀県工業技術総合センター, 機能材料担当, 主任主査
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 微量のサンプル中の蛍光分子を超高感度に検出する蛍光相関分光(FCS)測定装置を応用した1分子検出技術の展開として、オリゴマー核酸程度を対象とした分子サイズの違いを判定するための研究開発を実施した。これまでに、FCS測定装置の共焦点光学系および測定条件を検討し10-10M以下の低濃度で蛍光分子がμmサイズの微小観察空間を通過する時系列情報を測定し、ノイズを極限にまで低減した計測条件を確立した。次に蛍光ラベルした異なるサイズのオリゴマー核酸を調製し、1分子蛍光測定の改良、新しいデータ解析手法と独自のプログラムを開発したことで10ピコMレベルでも分子サイズ判定が可能となった。
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