全く新しい概念の後方椎体間固定システムの開発 ―固定性、安全性、低侵襲性の達成―
研究責任者 |
姜 良勲 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
概要 | 我々は固定力を維持したまま、低侵襲で且つ安全性の高い全く新しい概念の後方椎体間固定システム(Unilateral Pedicle and Spinous process System:UPSS)を考案した。本法は片側進入による固定術で、棘突起フックロッドシステムと片側椎弓根スクリューを併用しその間にクロスリンクをかけるというものである。既にクロスリンクをかけない簡易型の手法では、その性能を示し臨床応用に至っている。本研究においてはUPSS 専用クロスリンクの開発に成功し、バイオメカニカルデーターを計測した。その結果、専用クロスリンクをかけることでより強固に固定できることが実証された。
|