バイオマス誘導体を使用した化学修飾によるポリ乳酸の分子レベルでの物性改良
研究責任者 |
高木 康雄 名古屋市工業研究所, 材料化学部, その他
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 環境分野材料としてのポリ乳酸系材料の材質を改良し多くの製品に適応できるように、ヒマシ油と光学活性なラクチドを反応させたヒマシ油~ポリ乳酸誘導体を調製した。本研究では、ステレオコンプレックスの最適化と安定化を図ると同時に、ポリ乳酸成形物の柔軟性を改良することを目的としている。本研究開発では、光学活性なポリ乳酸を誘導体としても一定の範囲の分子量では、ステレオコンプレックス効果が現れ融点が上昇すること、油脂成分によって反応物の柔軟性を改良できる知見が得られた。そこで、安定的なポリ乳酸を誘導体とすることで一定の柔軟性を付与し、かつ、融点を従来のものより改良した材料とする条件について検討した。
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