レンチキュラーレンズを用いた高精度な姿勢検出が可能な視覚マーカの開発
研究責任者 |
田中 秀幸 独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本課題の目標は、正面から観測したときでも高精度な姿勢推定が可能な視覚マーカ(ARマーカ)を開発することである。研究開発の結果、レンチキュラーレンズを用いた視覚マーカの屋内版の開発を計画通り達成した。また、屋外版の開発に代えて、マイクロレンズアレイを用いた、より製造工程がシンプルな視覚マーカのプロトタイプを開発することができた。両マーカについて、その位置姿勢を計算するアルゴリズムを開発し、それぞれ目標とする姿勢推定精度を達成することを計測実験により確認した。今後はメーカと共同で両マーカのさらなる品質向上と、新たなマーカのデザイン(パターン)の検討、および製品化に向けた製造技術の開発を行う予定である。
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