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新規ファイトアンティシピンを用いた安全で効果的な病害防除技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 西内 巧  金沢大学, 学際科学実験センター, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要ムギ類等の穂に赤かび病菌が感染すると、減収に加えて本菌が産生するカビ毒が食品等に混入し、人畜に重篤な食中毒等の健康被害を及ぼすことから、世界的に深刻な問題となっている。申請者らは、赤かび病菌の分生子の発芽を顕著に阻害する植物由来の新規抗菌活性物質を用いて、圃場栽培オオムギで赤かび病を効果的に防除できる技術開発を目指した。シロイヌナズナから単離した抗菌活性物質では顕著な防除効果を示さなかったが、抵抗性オオムギ系統から新たに複数の抗菌活性物質を得ることができた。今後はこれらを用いて、ムギ類で実用的な防除技術の開発を目指したい。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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