球体駆動式全方向移動装置の普及促進のための廉価版の開発
研究責任者 |
宮本 弘之 九州工業大学, 生命体工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 従来の全方向移動装置の試作機は、200kg以上の耐荷重を目指したもので、重量50kg程度、コストは150万円程度であった。本研究開発では、耐荷重を100Kg程度、重量は30kg未満、コストは50万円未満に目標設定した。昨年度は、まずCAD設計・樹脂加工技術習得と樹脂加工部品・MDF板等の材料に十分強度があることを確認した。本年度では、全方向移動装置の台車部分の詳細設計、切削加工、組立を行った。耐荷重100kg程度、重量22kg程度、台車単体の材料費を35万円程度と、当初の目標を達成できた。特に重量とコストでは、目標を大きく上回ることができた。
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