1. 前のページに戻る

広域防災システム構築のための周波数多重信号による光ファイバセンサの高速長距離測定の実証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 柏木 謙  東京農工大学, 大学院工学研究院, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究課題では、大型構造物の内部劣化状態の診断のために、分布型光ファイバセンサの測定距離延伸、測定時間短縮を目指した。分布型のセンシングのために光ファイバ中で生じるブリルアン散乱を利用するが、散乱光は入射端付近で強く生じるため、遠方からの信号が極めて微弱となる本質的問題があった。研究代表者が検討してきた光源に光周波数コムを用いる手法では、遠方からも強い信号が得られる。この技術を利用して、測定距離の延伸と測定時間の短縮を目指した。単一周波数の光源を用いる方式に比べて、光周波数コムを用いることにより測定距離が2倍以上に延伸することができた。測定時間の短縮にはまだ課題が残っている。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst