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クレーズ処理ナノ多孔ファイバー製造処理刃の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 武野 明義  岐阜大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要高分子のクレージング現象を利用して繊維を多孔質化することに成功した。これは、機能素材を吸収し、任意の速度で徐放することができる。 通常の練り込み法と比べ耐熱性低い素材の利用が可能となる。現在、繊維にサプリメトを閉じ込め、「着るサプリメント」の開発を計画している。しかながら、技術移転を考えた場合に、経験に頼った処理刃の製造が問題である。 処理刃は、できるだけ鋭いことが要求され、一方 、繊維を切断してはならい。この鋭利で切れない刃の開発を目的とした。刃先のRだけでなく、その摩擦も大きな要因と考え、表面未処理、テフロンコーティングおよびDLC(ダイヤモンドライクコーティング)を行った処理刃を用意し、先端が鋭利であるが切れない刃の条件を検討した。処理刃とは本技術の要となる応力集中点を決めており、この良し悪しが、工業化における生産性や安定性に大きく寄与する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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