コヒーレントTHz波源への応用を目指した発振周波数安定化半導体レーザシステムの改良に関する研究
研究責任者 |
土井 康平 新潟大学, 企画戦略本部男女共同参画推進室, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 近年目覚ましい進歩を遂げるテラヘルツ分光は、極めて高価な超短パルスレーを利用したテラヘルツ時間領域分光法によるものが主流であるが、一方でCW(連続)テラヘルツ波による高精度な分光法を確立するためのレーザ光源の開発が望まれている。このレーザ光源には外部共振器型半導体レーザ(ECDL)などが良く利用されるが、高い周波数純度を長時間に渡って得ることが必要な医療など用途には、その波長安定度は不十分である。本研究は、これまで行ってきた半導体レーザの発振波長安定度を改善する技術をさらに進展させ、高い発振波長安定度と広帯域な発振波長可変範囲を同時に実現するテラヘルツ波源用半導体レーザ光源の開発を目指す。
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