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ICTグリーン化を目指した、フォトニック結晶導波路と量子ドットの融合による超低消費エネルギー、超高速光スイッチの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 尾崎 信彦  和歌山大学, システム工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は、半導体ナノ材料である量子ドット(QD)およびフォトニック結晶(PC)を用いた、高速かつ低消費エネルギーの光スイッチ素子開発を目指した。InAs-QDを埋め込んだGaAs薄膜内に2次元PC導波路の構造設計と作製を行い、作製したPC/QD導波路の光学評価を行った。その結果、PC導波路モードによるパーセル効果のためにQDの発光が増強され、この発光増強波長がPCの格子定数変化により制御できることが確認できた。これは、PC導波路モードの低群速度領域波長と、QDの発光波長との共鳴によってキャリア緩和が促進されたことを示しており、我々が提案する高速光スイッチ実現の可能性を支持する結果が得られた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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