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排ガス浄化触媒からの回収を目指したパラジウム選択性吸着剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 矢嶋 摂子  和歌山大学, システム工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究の目的は、排ガス浄化触媒からパラジウムを選択的に回収する吸着剤の開発である。 レアメタルであるパラジウムは排ガス浄化触媒に多く使用されており、自動車産業が盛んな日本において重要な元素であるが、輸入するしかないため世界情勢により入手不可になるおそれがある。本研究では、パラジウム高選択性の配位子をシリカゲルに化学結合させたものを設計・合成し、パラジウムの選択的吸着および脱着剤を用いた回収に基づくシステムを構築した。これは、有機溶媒を使用しないため環境負荷が少なく、将来的には、排ガス浄化触媒のリサイクルにより簡易かつ高効率にパラジウムの安定供給が可能となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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