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繊維素材の遮熱性測定法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 丹羽 昭夫  愛知県産業技術研究所, 尾張繊維技術センター機能加工室, 主任研究員
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は、繊維素材の遮熱性の迅速な評価に関するものである。この遮熱性測定法は自動で一定温度を保つ発熱体に熱が照射されると温度維持のための消費電力量が小さくなることを利用している。気温による校正の簡素化を目的として研究対象を具体化した。熱損失量は全体として気温に対し線形的に低下し、それはおおむね補正式に基づく理論値に一致すると考えられた。また風速が高くなるにつれ熱損失は上昇したが、発熱体に直接風を当てると放熱の変動が大きくなった。これらの知見より製作した遮熱性迅速測定装置により繊維製品の遮熱性を短時間で再現性良く測定できると考えられた。機器メーカーとの連携により、共同特許の出願も可能である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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