研究責任者 |
柴原 正和 大阪府立大学, 大学院 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本課題では、申請者が独自に開発した陽解法をベースとする大規模解析手法である「理想化陽解法FEM」をさらに改良し、1000 万要素以上もある大規模船体ブロックを溶接組立により建造する際に発生する変形を予測するシステムを開発する。すなわち、造船設計現場で用いられる CAD 情報から部材形状および溶接箇所に関する情報を抽出することにより、FEM 解析のための要素分割および溶接される要素を自動的に構築し、小組立→大組立→船体ブロックの各建造段階における強度部材すべてを溶接することにより、船体が完成する全過程における変形を、溶接工程に従って予測するシステムを開発するものである。
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