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分子プローブ型高感度Gd-MRI造影剤による腫瘍組織特異的イメージング

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木村 祐  京都大学, 学際融合教育研究推進センター 先端医工学研究ユニット, 特定助教(地域科学技術振興)
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要これまでに、研究責任者らのグループで合成に成功した、臨床用MRI造影剤より一桁高いT1短縮能を有する高感度Gd-MRI造影剤について、腫瘍組織特異的イメージングへ向けた抗体分子導入を容易にするため、マレイミド基を導入したものの大量合成が可能かどうか検討を行った。その結果、臨床投与量 (0.1mmol/kg) 換算でマウス25匹分の投与が可能な造影剤を合成することができた。合成した造影剤のマレイミド基を介して抗原結合ペプチド(Affibody(R))を導入した新規MRI造影剤について、MRI像を撮像したところ、臨床用造影剤に比較して、同濃度でより明るい画像が取得できることが分かった。しかしながら、投与を行った坦癌マウスは体内の特定組織での蓄積は観察される前に投与2時間で死亡した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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