加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)軽減に向けたオートファジー経路観察系の確立
研究責任者 |
佐久間 邦弘 豊橋技術科学大学, 総合教育院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 日本では超高齢化社会を迎え、サルコペニア(加齢性筋肉減弱症)が社会問題となりつつある。これまでサルコペニアに対する効果的なサプリメントの評価は、代表的な筋萎縮経路であるユビキチンープロテアソームの変化により判断されてきた。しかしながら加齢期の骨格筋萎縮は、この経路の影響を受けないことが最近の知見で明らかである。本研究は、加齢期の骨格筋萎縮により関係すると思われるオー トファジー経路の変化に着目した評価系を確立することで、サルコペニアに対するアミノ酸(ロイシン)、栄養補助食品、新規薬品の正当な評価を行うことを目指すものである。
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