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メタロ-β-ラクタマーゼ産生菌のリアルタイム検出・診断法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 黒崎 博雅  熊本大学, 大学院生命科学研究部, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要NDM-1 (New Delhi Metallo-β-lactamase)と呼ばれる新型のメタロ-β-ラクタマーゼ(MBL)産生菌が2009年にインドから帰国したスウェーデン人からはじめて分離され、これまでのMBLはその殆どが緑膿菌から産生されていた。一方、NDM-1は大腸菌や肺炎桿菌から分離され、今や英国をはじめ世界的な問題となっている。本研究では、MBL産生菌と非産生菌を蛍光で判別する方法を確立した。本法はMBL蛍光検出剤がグラム陰性菌の外膜を通過しペリプラズム間隙に到達してMBLに特異的に結合すると蛍光強度が増大するという分光特性を利用して、MBL産生菌を蛍光検出するものである。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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