芯・鞘構造繊維を基材とする高効率Cs,Sr、レア金属イオン吸着繊維の調製
研究責任者 |
堀 照夫 福井大学, 大学院工学研究科ファイバーアメニティ工学専攻, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | ポリエステルを芯、エバールを鞘とする複合繊維ソフィスタからなるい不織布クラフレックスを基材に電子線照射法によりアクリル酸(AA)、グリシジルメタクリレート(GMA)を最高で370%までグラフト重合できた。GMAをグラフト重合したクラフレックスについては導入されたエポキシ環をさらに、イミノニ酢酸基およびチオール基に変換した。AAグラフトしたクラフレックスは高い金属イオン吸着性を示したが、選択性はほとんどなかった。一方、イミノニ酢酸基導入クラフレックスはレアメタルに対して高い吸着性と選択性を有していた。特にサマリウムSmの選択吸着性が高かった。この他、コバルトとクロムイオンを含む溶液中の両金属イオンをほぼ完全に吸着し、酸により脱着性能が異なることが明らかとなった。
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