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緑化資材用エゾスナゴケの清浄化と高品質化技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 秋田 求  近畿大学, 生物理工学部, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要緑化用に供給するスナゴケ種苗を清浄化し液体培地を用いて効率的に増殖し、かつ、カビによる病害を受けにくくすることを目的とした。目標である藻類発生の完全防止法は見出せなかったが、培養装置と条件を工夫することによって、液体培地で藻類の発生をみることなくコケを増殖できた。好適な液体培地が存在することも証明された。コケを培地により繰り返し洗浄した結果、容器内環境ではあるが、対照区(未処理区)と比較して多数の新芽が誘導された。カビ病害防止技術については、抗カビ性菌を予め含む培地で培養することで、順化時に病原性のカビを接種してもカビの増殖が著しく抑制される茎葉体を得ることができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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