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超音波照射を用いるメタンハイドレートの高効率分解・回収技術に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 内田 隆  秋田大学, 大学院工学資源学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要R-11ハイドレートはメタンハイドレートとほぼ同じ物理特性を持つが冷温常圧で生成するだけではなく、可燃性メタンガスや加圧装置、恒温槽などの実験設備を必要としないため、可視状態でのハイドレート生成および分解挙動の観察に手軽で有効なハイドレートである。しかし、R-11の水への溶解度がかなり小さく、比重も大きいため、ハイドレート生成は予想以上に容易ではなかった。しかし、実験要領を得た後にハイドレート飽和率を100%、80%、60%に変化させた試料を作製し、超音波周波数28および200KHzを照射してハイドレートを分解させた。その結果、飽和率が小さいほど分解が顕著に進行し、また超音波周波数の違いによって分解効果が異なることが分かった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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