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赤外ガラスレンズのモールドプレス成型における離型膜の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 滝川 浩史  豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要車載搭載カメラや防犯カメラなどにおいては、色収差補正機能としての回折格子構造を表面に施した赤外レンズが必要とされている。量産性の観点から、モールドプレス法による同レンズの製造が期待されている。しかしながら、Ni合金メッキ金型に対するスーパーDLC離型保護膜の密着性に問題があり、実用に至ってない。本研究は、金型基材とスーパーDLC膜との間に中間層を形成することにより、密着力の改善を検討した。種々の膜種の中間層から、加熱試験において密着性の良い中間層を絞り込み、モールドプレス試験において100回のプレスに耐える中間層を見出した。今後、企業との連携を通じ、実用的検証を進め、技術移転を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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