半導体・液晶製造の良品スループット向上とコスト低減の両立を目指してQ-time制約の遵守と装置の生産性向上とを同時に実現する実時間最適オペレーション管理手法の研究
研究責任者 |
有馬 澄佳 筑波大学, システム情報工学研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 半導体等製造では、プロセスの高度化に伴い製造条件に品質保証時間制約(Q-time制約)が付加されている。他の生産目標と相反するQ-time制約の最適管理方法が確立されておらず、対処的な処置でコスト、資源・エネルギー等を浪費している。この問題を解決するために既に研究責任者が提案している「Q-time制約付き生産システムにおけるQCDRを考慮した多品種物流・装置保全の最適管理方法」を工場全体に展開する技術を提案する。本研究では、多品種・多目的生産において工場全体のオペレーション最適管理条件を実時間で算定する方法を確立することを目標とする。ソフトウエア開発、先行技術との性能比較、および知的財産の強化を図る。
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