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高感度・迅速で高分解能な抗体マイクロアレイスキャナーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 長谷川 慎  長浜バイオ大学, 公私立大学の部局等, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要抗体マイクロアレイとは、ガラス表面に多種類の抗体を固定し、抗原抗体反応の並列検出を可能とする分析技術である。そのスキャナー装置を試作するにあたり、本課題では検出原理としてごく微小領域の蛍光を検出できる共焦点光学系を利用し、XY軸精密モーターでガラス基板を微細移動させ、その表面の蛍光強度をスキャンするメカニズムを検証する。ガラス表面の微小領域を測定し、蛍光強度ゆらぎの自己相関解析により抗原抗体複合体のシグナルのみを分離できることから、抗体マイクロアレイの高度な集積化と迅速化を可能とする。マイクロアレイ法の特長である多検体処理や迅速性の優位性により、従来のELISA法などとの置き換えを狙う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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