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海洋メタゲノムを利用した免疫応答促進ペプチドの探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡村 好子  広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要カイメンから分離される生理活性物質の多くが共生細菌によって生産されているが、これらの細菌を培養することは困難であるため、メタゲノムとしてDNAをライブラリー化した。本研究は、10万クローンからin silicoでペプチド新生経路をもつ120クローンに候補を絞り、創薬シーズにつながるペプチドスクリーニングを目的とした。その結果、好中球走化性の合成ペプチドであるfMLPを上回る免疫応答促活性を示す3クローンが得られ、最も活性の高いクローンについて、活性本体の同定と原遺伝子クラスターを分離することに成功した。同定されたペプチドは新規ペプチドであり、未知・新規の生理活性ペプチド探索のツールとして本法が有効であることが示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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