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非侵襲脊髄機能イメージング装置の汎用性向上に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 足立 善昭  金沢工業大学, 先端電子技術応用研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要超伝導の高感度磁場センサを応用して、脊髄の磁場を検出し、非侵襲的な脊髄の機能検査を可能にする脊髄機能イメージング装置(脊磁計)を開発した。本研究は脊磁計を心臓の検査にも適用できるようにして、装置の汎用性を向上させるとともに、従来の心磁計では検出が困難だった微小な心磁信号成分を検出し、新たな知見をもたらすことを目的とする。脊磁計のSQUID駆動回路を改良し、心磁信号を検出するための帯域に対応できるようにした。この改良によって、脊磁計で心磁信号を波形の歪みなく検出することが可能となった。その結果、P波波形の微細構造を観察することが可能となり、脳梗塞を引き起こす心房細動のきっかけとされている肺静脈異常興奮に伴う微小心磁信号を非侵襲的に検出することができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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