研究責任者 |
大石 泰丈 豊田工業大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | ガラス中で最も非線形性が高いが、デバイス応用の困難であったカルコゲナイドガラスを用いた新規構造の光導波路素子を開発し、これまでに例のない可視域から20μmの中赤外域に亘るコヒーレント光源の実現を目指す。可視域では光と物質との相互作用が強くなり、これを利用して3次元の光メモリー、多光子顕微鏡などの応用分野があり、また、中赤外帯には、CO、CO2あるいは炭化水素系のガス等のガスの基本吸収が存在するため、ppbレベルの超高感度ガス検出に基づく環境・医療など広い分野への応用が期待される。さらに、本研究の成果はぺタビット級の超高速光情報伝達技術への応用も可能であり、それら分野の革新的発展に寄与できる。
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