紫外線及び近赤外線遮蔽機能を付与した配向性を有する複合粒子の開発
研究責任者 |
櫻田 修 岐阜大学, 工学部, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
概要 | 紫外線遮蔽能を有することが知られている酸化亜鉛に、アルミニウムを固溶させたナノ粒子を水熱合成することで、紫外線だけでなく近赤外領域の波長を遮蔽することができる粒子を合成することができた。これにより、紫外線のみならず熱も遮断することが可能となった。しかし、このナノ粒子だけでは凝集が避けられず、均一に塗布・分散させることができないため、効果的な遮蔽効果が得られない。本研究では、このナノ粒子を鱗片状の板状粒子に担持することにより、目的物への均一塗布、プラスチックフィルムなどへの均一分散させることの可能性が示唆された。
|