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機能性キトサン誘導体の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高野 俊幸  京都大学, 農学研究科森林科学専攻, 教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要機能性キトサン誘導体として、光熱変換性(近赤外線吸収性)キトサン誘導体、および光電変換性キトサン誘導体について検討した。前者については、フェニルカルバモイル基の目標導入率: 0.70以上に対して、0.74のフェニルチオカルバモイル化キトサン誘導体の合成法を確立し、この誘導体と銅化合物の熱処理化合物は、近赤外線吸収性を示した。後者については、光電変換官能基をほぼ目標通りの導入率で導入した新規なキトサン誘導体の合成に成功した。この誘導体の光電変換性能の評価を行い、既知の光電変換性セルロース誘導体とほぼ同等の性能を確認した。今後、さらに、光熱・光電変換性誘導体の実用化に向けての諸問題の検討、および両誘導体の合成法の知見を基にして、光熱、光電変換性以外の機能性キトサン誘導体への展開を図る予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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