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骨・血管相関関連分子としての(p)ASARMのマウスモデルでの解析

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 吉子 裕二  広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要骨、象牙質などの基質タンパクであるSIBLINGはカルシウム親和性が高く、硬組織の石灰化に関与すると考えられている。リン利尿との関連が示唆されているSIBLINGの一種MEPE (matrix extracellular phosphoglycoprotein) は、C末端にSIBLINGに共通のモチーフASARM (acidic serine,aspartate-rich motif) が存在する。MEPEのASARMはMEPE分解の際、血流を循環する可能性が推定され、骨・腎機能などのマーカーとしての有用性が期待される。そこで、MEPE由来のASARMを定量的に解析するため、ASARMを特異的に認識する抗体を作製し、この抗体を用いた測定系を確立した。今後、この測定系を利用し、骨・腎疾患等における有用性を疾患モデルおよびヒトのサンプルを用いて検証する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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