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マイボーム腺細胞の長期的培養の確立と同細胞を用いた薬剤スクリーニング系の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 永井 彩子  愛媛大学, 医学部附属病院, 助教(特定教員)
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要眼瞼にある皮脂腺ファミリーのマイボーム腺は、涙液表面に主に脂質を主成分として分泌して、眼球表面を乾燥や感染から保護している。マイボーム腺の機能不全は、感染予防機能の低下、ドライアイ、炎症等に関与し、重要である。また、マイボーム腺の有効な活性化や機能調節機構の解明には、同腺の細胞培養が必須だが、非常に困難で、世界的にも今まで長期培養の成功例がほとんどない。申請者らは、これまでに独自に確立した「皮脂腺の長期間培養・解析技術」を用いて、今回マウスやラット眼瞼からのマイボーム腺細胞培養に成功した。今後、同細胞を用いた薬剤や細胞傷害、副作用のスクリーニング系の構築を目指している。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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