1. 前のページに戻る

アクティブプラズモンフィルタの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山口 堅三  香川大学, 工学部・材料創造工学科, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要アクティブプラズモンフィルタ(APF)の実用化には、反射光効率の改善が必要である。数値計算を用い、金属膜厚依存反射光特性を評価すると、金属膜厚を薄くすることで反射率の増大を確認し、ある構造条件下で金属膜厚を100 nm以下にすると90 %以上の反射光効率を達成した。また、金属層数を変化させることで、プラズモン共鳴ピーク波長の大幅なシフトに成功した。この両者を組み合わせれば、APFの実用化が本格的に期待される。さらに、作製したAPFは、バイアス電圧で共鳴波長の可変化の観測に成功した。しかしながら、既存の作製方法では加工精度に問題があり、作製手法の検討が必要である。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst