農業現場にミツバチを安定供給するための女王蜂新規飼育法の開発
研究責任者 |
鎌倉 昌樹 富山県立大学, 工学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | ミツバチはハチミツやローヤルゼリーなどの生産だけでなく野菜・果物の受粉などに幅広く用いられている。近年、ミツバチの減少が農業における問題となっており、ミツバチのコロニーを維持するため、女王蜂の安定供給法の実用化が求められている。本研究は、本申請者が初めて見出した女王蜂のin vitro飼育系と女王蜂分化誘導因子「ロイヤラクチン」を用いて、ミツバチの安定供給のための女王蜂新規飼育法を開発する。本研究の成果が、農業現場でのミツバチの安定供給を可能とし、ミツバチが突然失踪する蜂群崩壊症候群などによるミツバチの減少への抑止につながるものと期待できる。
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