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木質系バイオマスの安定供給に向けた樹木の成長制御の獲得

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 柴田 勝  長岡工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要セルロース由来のバイオエタノールの生産技術の開発と比較して原材料である木質系バイオマスの安定供給に対する研究開発は遅れている。持続的にバイオマス資源を得るための研究として多種多様な環境変化に適応可能な樹木の開発が行われてきたが、今なお成功していない。このため、UV,塩,強光・乾燥のストレス負荷により樹木特異的な環境応答性の変化について、各ストレスによる詳細な生理的応答を調べた。その結果、各ストレスによる色素応答が異なり、また、それらに伴う光利用効率や阻害指標となるexcessとの関係を示すことができた(目標の60%程度)。今後の展開として、樹木特異的応答による成長量の予測が可能かについての検証などを含めた定量的評価に基づいたストレス解析を行うことで、半乾燥地で生育可能な樹木の開発を行うことによりバイオマス資源の安定供給を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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