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損傷発生を抑制した効率的なヒロメ超音波洗浄技術開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 諏訪 剛  和歌山県農林水産総合技術センター, 水産試験場, その他
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では、ヒロメ洗浄に超音波を利用する際に問題となる、藻体の損傷発生を抑制する技術開発を目的とする。23年度は、ヒロメの汚染主体の一つであるヨコエビ類が、超音波刺激により数秒で藻体から離れることを明らかにした他、7種類の海藻に超音波を送波した時の損傷を比較し、ヒロメとワカメは他の藻類より損傷を受けやすいことなどを確認した。24年度は、洗浄の規模を拡大した試験として、500リットル水槽を組み合わせた超音波洗浄装置を準備し、ワカメ(ヒロメの代用)を使って実験した。その結果、本装置では300~600gの海藻が、藻体に損傷を発生させずに洗浄可能と考えられた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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