研究責任者 |
姚 駿 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 半導体微細化技術の高度化に伴い、電子機器の高信頼化が重要な問題となっている。我々は、効率的な高信頼実行が可能な、冗長化機構を備えるVLIW命令セットと実行機構を提案してきた。本アーキテクチャは、(1)要求信頼性が異なることを明示的に指定するための、ソフトウェア/ハードウェア連携プロトコル、 (2)アレイ型アクセラレータにおける多数演算器およびデータ・パスを利用して部分的な冗長化を行う効率的な実行機構を備え、ワーストケースのみの信頼性対応ではなく、より少ないエネルギーにより適応的に高信頼プロセッサを実現できる点で、次世代マイクロアーキテクチャの基盤技術として有望である。本研究では、上記アーキテクチャの実現および実用化を行った。
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