エルシニア症防御のための遺伝子組み換えワクチンの開発
研究責任者 |
宇根 有美 麻布大学, 獣医学部病理学研究室, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究の目的は、エルシニア症をコントロールするための簡易、安全かつ有効なYersinia pseudotuberculosis(Yp)ワクチン作成である。すでに、免疫原として有用なYp抗原部分を特定し、実験室内実験およびリスザルを用いた臨床実験をおこない、免疫原としての有効性を確認している。本研究開発では、この抗原の大量生産と効率のよい精製方法を開発することを目標としている。すでに、大量生産のための手法を確立し、培養株も樹立した。今後は効率の良い精製方法やDrug Delivery Systemなどの局所免疫を考慮した接種条件を検討する予定である。
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