二酸化炭素を原料としたジメチルエーテル製造に用いる触媒の開発
研究責任者 |
武石 薫 静岡大学, 工学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 地球温暖化の原因の一つとなっているCO2と水素(H2)とを反応させて21世紀のクリーン燃料であるジメチルエーテル(DME)を合成する触媒の開発を目指す。CO2の削減化・資源化を通して地球温暖化対策に寄与できる。今のところ、申請者が開発した合成ガス(COとH2の混合ガス)からDMEを一段で経済的に製造できる開発触媒を用いると、DME以外にCO生成が起きDMEの選択率が低い。この問題を解決し、CO2から高活性・高選択的にDMEを製造できる触媒を開発する。方法は、現在使用している触媒では逆水性ガスシフト反応が起きていると考えられるので、DME生成に適したCu量、Cu/Zn比などを見出すことである。
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