パーソナルフィットを実現する手袋用手型設計の自動化
研究責任者 |
横山 詔常 広島県立総合技術研究所, 西部工業技術センター, 副主任研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究の最終目標は、個人の手形状計測から自動的にその人の手に適合する手型の設計手法を開発することにある。そのために、(1)手から手型へ自動変形するアルゴリズムの開発、(2)簡便な手計測寸法の開発を行った。(1)は、手の関節位置を手型に転写し、手型に手の骨格構造を対応付け、関節を中心とした手部の幅や長さなどの寸法、関節角度などを「変形ルール」とし定義した。計測した手寸法にこの変形ルールを適用し、個人の手型モデルを生成することができた。(2)は、デスクトップサイズの手形状計測装置を構成し簡便な計測を実現した。以上により、本課題の目標を達成することができた。
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