飽和炭化水素とアルコールを用いたプロピレン製造技術の開発
研究責任者 |
山口 有朋 独立行政法人産業技術総合研究所, コンパクト化学システム研究センター, 研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本課題では、高い耐スチーム性を示すP/ZSM-5を触媒として利用し、反応物としてヘキサンとエタノールの混合物を使用した接触分解反応を行い、高収率でのプロピレン製造を検討した。反応温度およびヘキサンとエタノールの混合比率をパラメーターとして反応条件を精査し、目標とするプロピレン収率を達成し、24時間の連続反応試験においても安定したプロピレン収率(目標値)が得られた。さらに異種元素導入によるプロピレン収率の向上を検討し、目標値に近いプロピレン収率が得られた。
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