共通のモータで移動と作業の両方を実現するロボット駆動ベースを用いた省エネ型広域移動ロボットの開発
研究責任者 |
小森 雅晴 京都大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 製造現場では1つのロボットで多様な機能を果たすため、広い範囲を移動して作業できるロボットが要求されている。現在は移動装置の上にロボットアームを搭載したロボットが使用されているが、モータを有効に利用できない、多くのエネルギーを消費する、といった問題がある。本研究では、共通のモータで移動と作業の両方を実現するロボット駆動ベースを提案することにより、広域移動可能で、モータを有効に利用し、省エネルギー化を実現できるロボットを開発した。本ロボットを試作し、動作を実現できることを実験的に証明するとともに、省エネルギー効果を評価し、有効性を示した。
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