温泉水、地下冷水を利用した空調設備開発のための基礎データー取得
研究責任者 |
小泉 安郎 信州大学, 繊維学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 当地長野県では、冬期に暖房用として大量のエネルギーが使用される。暖房に、温泉水や地下水の持つ自然エネルギーを熱源に利用する空調設備の開発を目的としてその基礎データー取得を行う。温水から冷空気へ伝熱を行う場合、管等を用いて両者否接触で顕熱のみの伝熱を行わせることに対し、温水と冷空気を直接接触させて伝熱を行わせると、潜熱輸送が加わり、伝熱効率は10倍上昇することを申請者は示してきた。冬期問題となる加湿も同時に行える。以上の空調設備への応用を図る。そのために、実際の装置設計に必用な幅広い条件下で、設計に必用な基礎データー取得を行う。なお、夏期は冷水と温空気に置き換えることにより、冷房装置とできる 。
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