既存薬ピルフェニドンの高血圧性腎障害及び心不全治療薬としての再開発
研究責任者 |
紀 旭 独立行政法人国立循環器病研究センター, 病態ゲノム医学部, 流動研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | ピルフェニドンは、特発性肺線維症の治療薬として既に臨床で使用されているが、我々は、このピルフェニドンの組織線維化抑制作用が他の臓器にも有効であると考えた。そこで本研究では、高血圧性腎障害及び高血圧性心不全に注目し、この疾患モデルラットを用いて、ピルフェニドンの効果を調べ、本薬が高血圧性腎障害の進展を抑制する有用な薬剤として、将来、臨床適用されることを目指す。
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