新規ホイスラー型形状記憶合金を用いた超磁歪アクチュエータの開発
研究責任者 |
左近 拓男 秋田大学, 大学院工学資源学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 新しく開発された形状記憶型ホイスラー合金の超磁歪材料としての機能性を評価しながらナノテクノロジー分野に展開できる磁気アクチュエータや振動子を開発し、実用に向けた物性評価を行なう。これまでに開発されたTerfenol-D超磁歪材料では大気圧下では0.08%、一軸応力下では最大で0.2%の磁歪が発生するので、これを越える歪み量を目標とする。アクチュエータや振動子として利用するためには交流磁場への応答性を確認する必要がある。交流磁場を発生できるパルス強磁場磁石装置を用いて磁場誘起歪みの高速応答性を確認する。応用的には10 ナノメートルの精度で位置決めが可能なナノラボ用ステージの駆動装置を目標とする。
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