セミダイレス引抜きによる医療用生体吸収性マグネシウム合金マイクロチューブの創製
研究責任者 |
古島 剛 首都大学東京, 理工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究開発では、医療用マグネシウム合金のマイクロチューブの創製を目標としている。具体的な手法としてマンドレルを用いたセミダイレス引抜き法を提案している。これまでにセミダイレス引抜きの変形挙動を解明するために、加熱温度が限界断面減少率、表面粗さ、結晶組織に及ぼす影響を実験的に明らかにし、セミダイレス引抜きの適正条件の解明を行った。また実験で得られない条件に関しては熱―変形連成解析モデルを作成し、引抜き速度が伝熱・変形挙動に及ぼす影響を解析的に明らかにした。以上の検討結果をもとに、これまでに外径815μmの極細マイクロチューブの創製に成功した。
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