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進行波型トランジスタを用いた短パルス生成・制御に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 楢原 浩一  山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は進行波型トランジスタ(TWFET)に誘起される非線形波動を利用した短パルス生成・制御に関する。素子の数理的描写を通してプリント基板回路技術を用いてのマイクロ波帯実践設計論を確立した。1次元および2次元TWFETについて素子試作を行い、短パルス生成・制御の動作原理実証に成功した。例えば100ナノ秒程度の時間幅のパルスを幅2ナノ秒にまで短パルス化することができる。また、パルス発振と位相制御性を実証した。速度性能には余裕があり一層の高速化設計が可能である。また、TWFET上におけるショック波生成条件を新たに導いた。ショック波を用いることでTWFET上の波動のキャリア周波数にドップラーシフトを引き起こすなど、波動制御の新たなシーズを開拓した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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