微生物共培養系による資源循環型有機溶剤含有排水処理技術の開発
研究責任者 |
細田 晃文 名城大学, 農学部生物環境学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | H23年度は研究計画のうち、X. autotrophicusによるジクロロメタン分解に要する日数が7~10日間必要であることが分かった。しかし、当初目的のDCM濃度475 ppmは達成されておらず、引き続きBD-1の添加効果について、培養実験を行い運転条件の決定を行った。その結果、BD-1に加えて、酢酸を添加することにより、ジクロロメタンの分解に要する日数を7日から5日へ減じることができた。しかし、当初の研究計画である、共培養系の構築は酢酸濃度安定化ができず、十分な成果は得られなかった。
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