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新規シンチレータCe:(Gd,Lu)3(Al,Ga)5O12単結晶の特性向上と大口径化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 湯葢 邦夫  東北大学, 金属材料研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究では企業側が事業化に必須とする2インチφ単結晶の大口径化技術の開発で、高い発光量(50,000ph/MeV)および高い結晶性(X 線ロッキングカーブの半値幅が 200 arcsec 以内)を目指すものである。まずは酸素分圧コントロールしたFZ法によるCe:GAGG単結晶合成に最適な条件の検討を行い、その結果を用いて、2インチの結晶技術を確立させる研究を行った。その結果、2インチの結晶技術を確立し、発光量は50,000ph/MeVを達成、X 線ロッキングカーブの半値幅は 55.8±0.2 arcsec と高い結晶性を持つことが確認できた。今後は、結晶の実用化に向けてさらに大きな結晶技術を確立等を行ってゆくことを考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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