研究責任者 |
川崎 晴久 岐阜大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 厚生省の調査によると平成18年度の日本人の上肢切断者は8万2千人である。これを人口比で比例させると、世界では450万人以上いることになるが、その殆どは電動義手を利用できていない。利用者からは重い、自由度が少ない等の意見が寄せられている。そこで、伸屈できる1自由度の4指と伸屈と内外転の2自由度の拇指、及び伸屈と旋回の2自由度の手首からなる合計8自由度の筋電義手を研究開発することとした。開発目標として 1) 人間の手と同程度の300g以下の軽量で20N以上の高把持力のハンド、2) ハンド搭載可能なFPGAベースの小型なハンド制御回路と高信頼度な筋電信号処理回路、3)筋電信号によるニューラルネットワークベースの多自由度ハンド制御の確立を目指す。
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