小型プレジャーボート・漁船用“見張り支援システム”の研究開発
研究責任者 |
村井 康二 神戸大学, 大学院海事科学研究科, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2012
|
概要 | 本課題は、小型プレジャーボート及び漁船を主対象とした見張り支援システムの研究開発を目的とし、地域の船舶交通流特性を考慮した他船舶の接近/衝突警報アルゴリズム機能の構築を行い、さらに習熟を必要としない取扱い説明レスの表示・操作部を検討し、生理指標による定量的なシステム検証を目標としている。そして、地域特性としては、国内のみならずアジア地域を広く対象とするため、中国の寧波における調査も含め、AIS、レーダを情報源とするCPA、TCPAを用いたアルゴリズムを検討した。また、表示・操作部については、日本および中国を主とした航海機器の調査を行い、その特徴について検討し、日本メーカーに共通スタイルが存在していることがわかった。今後は、実際のレーダ、AIS観測データを用いたシミュレーションを展開する。
|